家庭環境と「お金の悩み」

家族がお金に困っている環境で育った場合「お金は回ってこない」「豊かさが分からない」
「豊かさには限りがある」といった思考が生まれやすくなります。
豊かさは限定されたもので、望むだけ与えられるとは思わないでしょう。

この思考は遺伝子レベルで受け継がれている可能性があります。
思考の波動で、大人になって自分が収入を得る立場になっても限定的な豊かさしか受け取ることが出来ず、自己価値を低く見積もる可能性があります。「自分もまた、お金に困る」という悩みが生まれやすいでしょう。
十分に与えられない葛藤から、使い切れないほどのお金を持っている人を見て、「お金持ちは何か悪いことをしているのだろう」「お金持ちが豊かさを奪っている」といった敵対する思考を持つ可能性もあります。

上記の様な思考があると、豊かさを引き寄せることが難しくなります。
シータヒーリングでは思考を「いつも望むだけお金が回ってくる」「望むだけ限りなく豊かさが得られる」「豊かさは無限にある」などに置き換えます。

また、第7層の定義・観点で「豊かであるとはどんな感覚か知っている」「豊かになる方法を知っている」を遺伝子レベルで落とし込むのがお勧めです。

お金が無いのに使いすぎるといった家庭環境では、「お金は常に足りない」「安定した豊かさで満たされることはない」や、「豊かさは借りなくてはならない」といった思考が生まれるでしょう。
豊かさは不安定で、「自分は世界から与えてもらえない」＆「自分は世界に多くを与えられる」という矛盾した思考が隠れているかもしれません。
お金というエネルギーを流す＝支払う喜びと、切り詰めなければマイナスになるという葛藤に悩み、恐れの思考から、現実的に収支はマイナスが続くかもしれません。

「お金は常に十分にある」「安定した豊かさの中で生きている」「自分で豊かさを作り出せる」
といった思考に置き換えることがお勧めです。
また、「豊かさを得る方法を知っている」「安定した支出と収入がどういうものか理解している」「いつ、どのようにお金を使うのか最高最善の方法を知っている」などを潜在意識に落とし込むと良いでしょう。

計画的にお金を使うのではなく、ここでは、出し惜しみする様なお金の使い方をする家庭環境について説明します。
この様な行動の背景には「お金は使ったら無くなる」「豊かさはあっという間に無くなる」
「少しずつ使わないと無くなる」といった恐れを抱いている可能性があります。
これも豊かさには限りがあり、自分の豊かさは不安定で、すぐに足りなくなるものだという思考です。
人生に対する喜びも限定的と捉え、自分の欲しいもの・コトに思い切ったお金の使い方をせず、
「自分にはこれくらいが丁度良い」と、自己価値を低く見積もる可能性があります。
今ではなく、将来への不安からくる「足りなくなるのでは」という悩みが生まれるでしょう。
このタイプの方は豊かさの流れが、この先も止まることなくもたらされるという信頼を持つことが大切です。

「お金を使っても、それ以上のお金が入ってくる」「豊かさがずっと続く」
「いつも有り余るほどのお金がある」などの思考に置き換えます。
また、「最高最善に収入を増やす方法を知っている」「最適なお金の使い方を知っている」という感覚を落とし込むのがお勧めです。

家族や知人に、豊かだったのに、あっという間にお金を失った姿を見たなどの経験があれば、
そのショックを取り除きましょう。
全ての経験に意味があるので、なぜその体験をしたのかを掘り下げるワークも必要になるでしょう。

裕福な家庭に育ち、適切な使い方を身に着けている方は、「制限なく豊かさが与えられる」
「世界は自分を支えてくれる」「ほしいものを苦しむことなく手に入れられる」といった思考を持っているでしょう。
このタイプで家庭や自分を取り巻く環境に、持っているが故のトラブルや人間関係の悩みを抱えている場合は、
「お金がトラブルを生む」「お金を持つと敵とみなされる」といった思考が隠れているかもしれません。
自分ではなく、金銭的な豊かさを求めて人が寄ってくるという悩みを持つ可能性もあります。

制限なく豊かさがもたらされる思考はそのままで、「トラブルに巻き込まれることなく豊かさを受け取る方法を知っている」や「敵を生み出すことなく豊かさを受け取る感覚」「打算的な人とは無縁で生きる」を潜在意識に落とし込むのがお勧めです。

お金の使い方やお金に対する感覚、感情は様々です。
歴史を振り返っても、豊かさ vs 貧しさが数々の戦いを生み出しています。
物質世界で生きる私たちは、衣食住が満たされ、贅沢が出来る生活というものを
ほとんどの人が近代まで知らなかったと言えるでしょう。

人類は自然から与えられた環境で、爪に火を点すように暮らしてきました。
先祖から受け継がれている思考には、贅沢なんて考えることも許されない、といったものが
入っています。
そう思わないと人生との折り合いが付かなかったのでしょう。
人類は色々な制限を創り出し、経験してきました。
お金への期待を持たない事が、生きる気力を持続させる安全装置だったのでしょう。

でも今の時代は、思考が現実化するスピードが速くなっています。
実は豊かさは無限で、合意すれば奪い合うことなく皆で共有できるのです。
豊かさに限界がある、という思考を手放すことで、豊かさを引き寄せることが出来ます。

お金に関する思考で、以下のようなものが潜在意識に入っていることがあります。

・お金は汚い
・お金持ちは汚い
・お金を持たないことは美しい
・お金を持つことを望んではいけない
・お金はトラブルのもと
・お金を沢山持つと不幸になる

などです。
先祖からの思考もありますが、過去生で修道院で暮らしていたり、清貧を良しとする宗教観を持っていた場合、上記の様に「持つこと自体が悪」と信じている場合があります。
これは、その時代の為政者にとって都合の良い思考ですが、今を生きる私たちには不要です。
思考とともに過去生での誓約も第7層に返してしまいましょう。

私の場合、思考レベルでは「お金は汚い→No」でしたが、
歴史や魂レベルでは「お金は汚い→Yes」でした。
また、過去生の影響で「お金を持つことは罪」という思考も持っていました。
この様に意識下にあるものは、実感出来ないので自分でも驚きでした。
思考を置き換えないと、罪悪感に繋がるので収入を増やさない、という現実を創り出してしまいます。

あなたは、想像した以上の豊かさを手にしていますか？
頑張っているのに、お金に苦労していませんか？
自分を多くの豊かさを受け取るのにふさわしい人間だと思いますか？
自分や周りのために使えるお金が増えたら、どう使いたいですか？

生まれ育った環境やそこで生まれる思考は、あなたのために何らかの形で必ず役立っています。
それでも、もっと楽に現実を生きることは可能です。
自分に制限を持たせることなく、未来を創ってみませんか？

あなたのお話を聞かせていただける日を楽しみにしております。
長野市　Luca-ルカ-