【スピリチュアル】人間関係で尊重される人になる

相手への配慮を欠かさないのが日本人の特長の一つでしょう。
空気を読む、はこの国で育つ人の身に沁みついているのではないかと思います。
この気質のおかげで安全で平和な社会に住むことが出来ています。ありがたいことです。

一方、ほんの少しでも相手を不快にさせたら終わり、という緊張感も漂っています。
喜怒哀楽の感情表現は出して当たり前ですが、私たちはあまり感情を外に出さないので、
不快な感情を出すことも出されることにも慣れていません。

もしも、相手が怒ったら。
そこにたどり着くまでの過程によりますが、「不快にさせてしまい、すみません」という気持ちになりませんか。
現実はどうか分かりませんが、海外ドラマなどでは、「不快にさせたならごめんなさい、でも私は～」
という風に自分の意見も述べて会話して、解決を図ろうとします。
友人や家族など親密な関係であれば出来るかもしれませんが、そうでない場合は、自分の意見を言わず謝る。という態度が多いのではないでしょうか。
不快にさせた自分が悪いという感覚です。

「人に優しく」がいつの間にか、「常に相手優先で、相手の幸せを考えて、自分のことは二の次」という姿勢を生み、常に自分をチェックし、批判するという厳しい態度に変わっていないでしょうか。

ルールを守って生きる社会において、自分に厳しくという姿勢は、ある程度必要です。
周囲を思いやる心を育て、忍耐力もつくでしょう。

今の時代は言わないのでしょうが、昭和のドラマでは、失敗した人に向かって
「言い訳するな！」と一喝する場面をよく見ました。
子供心に、なぜ失敗した理由を聞かないのか、どんな原因でそうなったのか、知りたくないのかなあ、知った上で怒るのではダメなのかな。と不思議でなりませんでした。
「理由」と「言い訳」は境界線が曖昧です。
それでも、結果のみではなく、プロセスを知って判断することも必要でしょう。
理由の中に解決法が眠っている場合もあるのですから。

誰にでも思い通りにいかない事はあります。
そこに他者が関わっていれば、葛藤はさらに大きいでしょう。
思い通りにいかない現実を全て自分の責任と感じて、自分を責めてしまえば、徐々に自己価値が下がってゆきます。
自己価値が下がると、自分の判断や意見、行動に自信が持てなくなり、その思考が次の失敗を招くのです。
それはやがて、「うまくいかない自分には価値が無い」という思考を根付かせます。
私たちが自然とやりがちな「自分に厳しくし過ぎる」思考と態度が、状況を悪化させるのです。

自分に価値が無いという思考は、「他人にひどい扱いを受けても仕方ない人間です」
という波動を世界に発信します。
本来、大切に扱ってもらう価値の無い人間なんて、居ないのです。
あなたが家庭や職場、学校などで尊重されているか、たまたま寄ったお店でも、暖かい接客を受けているか思い出してみてください。

私はヒーリングを学ぶまで、初めて行った店のバイトの子が信じられないくらい不愛想、という現象が、自分発信だとは思いもしませんでした。
それは店側の責任であり、採用した人が見抜けなかったんだ、もう二度と行くまい。
と考えて終わらせていましたが、実際は自分が自分に知らせるために出会うのです。
「これくらいの扱いを受ける程度の価値です」という思考を持ってるから、手放しなさい！
というサインです。

自己価値の低さを招くのは、自分を責める癖や、子供時代に大人から認めてもらえなかった経験、必要な時に心のケアをされなかった場合など原因は様々です。
また、過去生において奴隷の様な体験をしていることもあります。
他者から尊重されるという感覚を本当の意味で理解出来ていないのです。

努力しているのに相手から尊重されない、気配りや配慮も一蹴されてしまう。
このような場合は潜在意識下に自己価値の低さや、実際の立場がどうであれ相手との上下関係が有るかもしれません。
シータヒーリングでは、何故自己価値が低くなったのか原因を突き止め、正しく自己価値が認識出来るように修復します。

あなたは、もっともっと世界から尊重されて良いのです。