スピリチュアルな人間関係：気まずい関係

現実は思考によって創り出されています。
それを望んだ覚えはないと思っていても、潜在意識にある思い込みが、現実化させているのです。

人生に登場する、困った人は”あなたの思考の代弁者”です。
当然、その人も魂の物語を生きているのですが、実力派俳優と言えるぐらいのエネルギーと集中力で”あなたの思考の代弁者”を演じているのです。

「あの人が大声で怒鳴るところが嫌い」と相手に思っているとしたら、
潜在意識には「私は平和にコミュニケーションできない」「私は威圧される」といった思考を持っているかもしれません。
さらに掘り下げると「世界は恐ろしいところだ」という思考が出てくる可能性があります。

この様な困難さを生み出す思考であっても、あなたを助けている場合があります。
「私は威圧される」ことが無く、いつでも何でも許されたら。何か不都合が無いかチェックしてみます。
有り得ない現実でも、考えてみると「何でも許されたら、図に乗って失敗して周囲の信頼を失うかも」という仮説にたどり着くとします。
そうすると、困った人＝あなたが信頼されるために威圧してくれている人。であることが分かります。

この様に、私たちの周囲の人は様々な方法で”思考の代弁者”を演じてくれているのです。

なんだか上手く行かない、心をざわつかせる人は、上記の様に役者として登場するだけでなく、
過去生においては、今よりもっとこじれた関係だった可能性があります。

そういう人は、この人生でたった一日だけ会ったとしても心がザワザワしたり不快な感じが残ります。
また、いつも仲が良いと思っている関係でも、過去生では敵として戦っていた、ということもあります。

なんだか気にいらない人に心当たりがあれば、その人との関係性を修復する機会が来ているかも知れません。
まず、潜在意識にある思考を変えて、さらに相手との関係が過去生にも有るかをリーディングして探ります。
信じ難いかも知れませんが、激しい感情を呼び覚ます相手は、過去生で何度もめぐり合い、あなたに「こんな恐れを持っているよ、もう手放して良いんだよ」と教えてくれている相手でもあるのです。

思考の代弁者は、率先して役を演じてくれています。
ある時、私が自身のハイヤーセルフに「あの人との関係、どうヒーリングしたら良いか」と聞いたところ、
「献身的に役割を果たしてくれているよねえ」という答えが返ってきました。
さすがハイヤーセルフ。言葉に愛があります。
そのメッセージで、そうなんだなあ。と感心して違う視点から相手を見る事が出来ました。

シータヒーリングでは、困った現実を創り出す思考を手放して、望む現実に合った思考に置き換えます。
例えば上記の「私は威圧される」は「威圧されること無く平和に安全に生きる」や「威圧無しで信頼される人生を送る」という思考に変えます。

困った人との関係性は、この人生で不調和が始まった原因を探り、過去生までさかのぼって見てみます。
「相手は敵で、戦うべき相手」という過去生があれば、これを解消します。
今は友人同士でも、過去生では師匠と弟子という関係性で「何故か相手の言う通りにしてしまう」場合なども過去生の関係を解消します。
ヒーリングして、誰とでも仲良しになるのが目標ではありません。
あなた自身が楽になる事を目指しましょう。

思考を変えたり、関係性を癒すことで現実が変化します。
あなたが思考を変えたら、威圧的に怒鳴っていた人が怒鳴らなくなってゆき、心をざわつかせていた人が気にならなくなります。

あなたの周囲の人、ニュースやドラマ、本の中に出てくる人まで、今までとは違う平和なコミュニケーションが増えたことに気付くでしょう。

今、もしも人間関係で神経をとがらせているなら。
あなたを煩わせている、その時間を手放してみませんか？
あなたは平和を享受するのに相応しい人なのだと気づいてください。

長野市　Luca-ルカ-