自己犠牲を習慣化していませんか？

「私は後で良いから、どうぞお先に」という心配り、日常的に体験しますよね。
譲り合いは平和な暮らしの基礎だと思います。
魂が学ぶ美徳の一つ、謙虚さ。
人同士が認め合い、一緒に暮らすため、己の要求を周囲に押し付けることなく、自制心を持って生きようとする精神です。

「ヴァーチューズ・カード」～52の美徳のエッセンス～太陽出版　によると
【謙虚】人も自分と同じくらいに重要であると考える事です。(中略)人に対しても、自分自身に対しても完璧であることは要求しません。(中略)何か素晴らしいことを達成したとき、謙虚の美徳は自慢するよりも感謝することの大切さを思い出させてくれます。
と書いてあります。

なんとなく忘れがちなのは、「人が自分と同じくらい重要」であることよりも「自分が人と同じくらい重要」であることではないでしょうか。
日本人の持つイメージでは、謙虚さとは、自分を無くして他に尽くす感じがありませんか？
謙虚さが、いつの間にか自己犠牲に置き換わっているのです。

これは遺伝的に受け継いでいる影響も大きいです。
当たり前と思って行動しているため、苦しいことにも気づきにくくなっている可能性があります。

長く続いてきた村社会で生き残るために、先祖は自己犠牲の精神を鍛えてきました。
自分の家族のため、コミュニティのために自分が犠牲になるしかない。と決意した先祖も多く居るでしょう。
安全に、周囲に愛されて生きるための手段です。

今を生きる私たちも遺伝子レベルで、この精神を受け継いでいます。
村は無くなったとしても、自分が生きるコミュニティの中で、この精神を発揮することが安全に繋がると感じているのです。

大切なのはバランスです。
謙虚さは人も自分も重要、という視点ですが、自己犠牲は人よりも自分が下です。
自己価値を自ら下げてしまっていないか、チェックする必要があるでしょう。
そうしないと、いつでも自己犠牲の現実を創り出すことになってしまうのです。

私たちがこの人生にたどり着くまでに、実は過去生で多くの地域や文化に触れてきています。
災害や天災といった、人間にはどうすることも出来ない事に対して、儀式として人や生き物を犠牲にする文化は世界中に見られます。
この様な犠牲に選ばれた人は「神様への捧げもの」としての誇りを持つことがあります。
苦しいことは神様に愛されること。
心の深いところに、強い信念として入っているのです。

そうすると、今の人生の顕在意識では「もうこんな日常イヤ！」と心底思っているのに、潜在意識では「神に近づける」と思い、その現実をより困難にすることさえあります。
肯定的な言葉、アファメーションで「全て上手くいきます」」「私には高い価値があります」と言っているのに、心が苦しい、どこか信じられないと感じたら、自己犠牲を誇りとした思考を持っているかも知れません。

自己犠牲は謙虚さと違い、その先に困難な現実を創り出します。
シータヒーリングでは、自己犠牲の思考を持っていないかをチェックし、それを持っている理由を解明して、手放してゆきます。
犠牲を創り出さなくても、安全に平和に生き、愛される人になれるのです。

私たちが、自分の価値を理解して受け入れるにつれて、日常はより暮らしやすく変わります。
ジェットコースターのような感情に振り回されることなく、どんな時も本当の自分で生きることが可能になります。

日常が辛いな。自分の価値なんて感じられないな。
そんな風に感じたら、Luca-ルカ-で解消してみませんか？
自分自身や世界と戦うことなく楽になりましょう。
必ず、あなたの良い所が見つかりますよ☆

長野市　Luca-ルカ-