頑固者との人付き合いのコツ

頑固者とイメージされる方でも、柔軟さを見せる場面もありますよね。
また、特定の場面や人に対してのみ、頑なになってしまうケースもあるでしょう。

頑固な態度は、一見「揺らがない態度」として強く見えます。　
本人も、誰にも頼らず自分で決断し、行動することが得意で、その方が楽でしょう。
その方のセルフイメージは「自分で考え、行動出来て、ちゃんと自分で責任がとれる」ではないでしょうか。
責任がとれるから、困難さが生じても、失敗しても良しとするのです。
これが上手く機能すると、周囲の人からは、頼もしいリーダー的存在と見られるでしょう。

この頑なな思考をスピリチュアル的に見ると、実は弱さへの恐れを持っている事が多いのです。
イメージ図にすると、丸くなったダンゴ虫に似ています。
かたい殻に覆われて、世界をシャットアウトし自分を守っている姿です。
そうしなければ、安全に生きてゆけないと思っています。

ではなぜ、弱さへの恐れを持つのでしょうか？

弱さを見せてはいけない理由は様々です。
シータヒーリングで思考を確認してみると、例えば成長期に
「泣いてはいけない(特に男の子に多い)」「泣いたら笑われるよ」「そんなに弱くてどうする」と言われて、泣くことや弱さ、繊細さが悪いことだと教えられるケースです。
これは遺伝的に伝わっていることもあります。
弱さを見せる事は自分の価値を下げる恐れがあり、「高い価値が無いと愛されない」という思い込みで頑固になってしまうのです。

もっと古い過去生においては、権力者として生きていたために、
「弱さを見せると付け込まれる」「人の進言は必要ない(付け込まれて滅ぼされる)」「何でも自分で判断しなければならない」「簡単にやり方を変えてはいけない(権威を示すため)」といった思考を持つ傾向があります。
魂の歴史上、何回も王様や役人、位の高い人を経験することで、この思考が絶対だと思ってしまう場合もあります。

変化はつねに不安を伴います。変化することで危険になると思い込んでいるため、状況が困難になっても知っているやり方に固執し、変えられないのです。
元権力者の頑固者は、意識していなくても、安全のため周囲の意見を排除し、孤独に皆のために正解を出そうとする孤高の人なのです。

今も強くあろうと奮闘している頑固者との、人付き合いのコツはあるのでしょうか？

頑固者は表面上は強いけれど、殻の中には大きな恐れを持った、泣き顔の子供が存在すると仮定してみましょう。
・出来る範囲で、やり方や人格を認めてあげます。
・自分はあなたを傷つけない、という態度で接します。
・時には「凄い、良く出来ている」など感心して褒めて、プライドを傷つけないことです。
・アドバイスする時は「自分の考えたやり方はこうだけど、あんまり良くないかな？」
と相手に進言させる余地を与えつつ、妥協点を探ってみます。

ポイントは頑固者に「相手に受け入れられ、認められていて安心できる」「そのままの自分でも受け入れられる」と思ってもらう事です。
徐々に頑固者の心の扉が開いて、頑なさが緩和されるでしょう。

「私のやり方の方が正しい」という意見は、頑固者の態度を硬化させるので、遠回りでも彼らを尊重してより良い結果へと導きましょう。

頑固者との人付き合いのコツを知っても、とっくに試したけど効果なし、相手をつけあがらせるだけ、と思う方もおられるでしょう。
また、自分自身が頑固な思考を持っていて辟易しているという方も。

そんな関係に疲れてしまったら、ヒーリングで現状を変えてみませんか？
自分自身の場合は頑固さや頑なな態度が、どの様な恐れからやってきているのかを知って手放します。
人は、思考によって沢山の制限を自分に与えています。
それらを取りはずすことで、柔軟に、自由に人生を歩むことが可能になるのです。

また近くの頑固者にお困りの場合は、その現実を創っている自分の思考を探り、思考が出来た原因や心の傷を解消することで、自分をヒーリングしつつ「頑固者の役割」を演じてきた人を役から解放することが可能になります。
相手の思考パターンは干渉できないので、即100％変えることは無理ですが、思考を変えてゆくと現実は必ず変わります。

いつも同じパターンで失敗する。
人からのアドバイスが受け入れられない。
柔軟な思考が持てない。など、現状が滞っていると感じられたら。
Luca-ルカ-にご相談ください。

思考が変わると、その日からあなたの人生に変化が起きます。

本当のあなたの素敵な人生を、Luca-ルカ-で発見してみませんか。

長野市　Luca-ルカ-